はじめに
評価項目に使われている「威力」・「耐久力」・「攻撃力」がどのようなものか自分の考えを書いていきたいと思います。
長いので、意味とイメージ、それから※1くらい読めば大体わかるかと思います。
それぞれの意味
「威力」:物体を破壊する能力
「攻撃力」:「威力」と運動エネルギーを合わせたもの
「耐久力」:ある程度のまでの「威力」・「攻撃力」を相殺する能力
(※2)
イメージ
それぞれどのような仕組みなのかのイメージです。(※1)
(耐久力は正確には、弾丸と接触している部分のシールドの耐久力)
- 例1 威力 = 40 のアステロイド ×2 V.S. 耐久力 = 90 のシールド
- 例2 威力 = 90 のアステロイド V.S. 耐久力 = 50 のシールド ×2
弾丸を受けてシールドにひびが入った状態は、シールドのその部分の耐久力が下がった状態と考えられます。
理由
威力に関しては作中でも、破壊力と表現されているのでそのままです。
なので、耐久力と攻撃力がなぜこう考えられるかについて説明していきます。
まず「耐久力」は、二つの種類の場面で使われています。
1つ目は、攻撃手用トリガーの能力の解説
2つ目は、シールドの防御力の指標です。
ブレードは一見防御とは関係ないように見えますが、ブレード同士で切り合うことは、攻撃と同時に相手の攻撃を防御していることになります。つまり、この二つは同じ意味で使われていると考えられまうす。
そしてこれらから、耐久力は攻撃を防御するために必要な要素とわかります。
また、15話の鉛弾の説明で、
直接的な破壊力がない代わりにシールドと干渉しない仕組みのようだ
と説明されています。
実際119話の説明で、「威力」の代わりに「重くする効果」があります。鉛弾はシールドと干渉しないので「射程」や「弾速」に使っているトリオン(カバーや噴進剤)はシールドと干渉せず、「威力」部分(弾体)だけが干渉するということがわかります。
よって「耐久力」は「威力」を相殺する能力となるわけです。
また、「攻撃力」の意味についてですが、弧月にも「威力」にトリオンが使われていることは107話で説明されているので、同様に考えることが可能と思われます。
一方で、トリオンの弾丸とブレードの違いは実体があるかないかです。そして実体のあるブレードには質量があります。質量があるということはそれぞれに運動エネルギーが定義できます。このことから、「攻撃力」は、「威力」+運動エネルギーとなると考えました。
運動エネルギー=1/2×質量×速さ(※2)
補足
※1 ”イメージ”の問題点について
このイメージ図のだと弾丸が当たった部分しか耐久力が下がらないことになりますが、実際はそうでない場所も割れてしまってシールドが壊れている点です。
また、射手の弾か狙撃手の弾かによってもシールドの破壊の仕方が変わってきているようです。そうなると、単に弾が当たった部分の耐久力が下がるわけではないということになります。
なので、イメージ図のように数値で考えることは難しいかと思います。
※2
- 「~力エネルギー」とするとややこしくなるので、「~力」をエネルギー同じようにあつかっています。
- ブレードの運動は並進運動と回転運動なので、回転運動の運動エネルギーも考える必要があると思いますが、そこまで厳密にしても特にメリットがないのでやってません。
おわりに
妄想とも仮説ともつかないような文章を最後まで読んでくださってありがとうございます。イメージ図のように数値的に単純に考えられるかなと思っていたんですが、なかなか難しく不本意な結果になりました。