【ワールドトリガー】パラメータとポジションの関係について
はじめに
パラメータとポジションの関係について、以下の3つについて調べてみる。
- 相関比を使って、ポジションがパラメータにどれだけ影響を与えているかを調べる。
- ポジションごとのパラメータ特徴を知るため、平均と分散を調べる。
- ポジションごとのパラメータ特徴を知るため、ポジションごとにパラメータ同士の相関係数を調べる。
1. 相関比
対象範囲
ノーマルトリガー保持者であり、ポジションが攻撃手、オールラウンダー、射手、銃手、狙撃手の全正隊員。
オールラウンダー 11
攻撃手 18
銃手 12
射手 8
狙撃手 13
合計 62 (人)
※退隊者は含む。ただし、退隊時期が古いものは除く。具体的には、現在正隊員でないもののうち本部に所属している隊員は除いている。
※特殊工作兵、観測手は数が少ないので対象とはしていない。
結果
表1
|
相関比 |
トリオン |
0.050 |
攻撃 |
0.218 |
防御 |
0.253 |
機動 |
0.580 |
技術 |
0.348 |
射程 |
0.849 |
指揮 |
0.124 |
特殊戦術 |
0.153 |
全合計 |
0.166 |
1に近いと関係があり、0に近いと関係がないことを示している。
結果を見てみると、ポジションの分類は主に射程によっているので、射程の値は0.849と非常に高い。また、その次に大きな機動もポジションの特徴を決めている要素と言える。一方でトリオンは非常に0に近い値となっていて、設定どおりの結果であるといえる。
補足 結果の意味
この結果と、ポジションごとのパラメータの分布そのものを用いると、
狙撃手は、射程 高、機動 低、技術 高、になる傾向があるといえる。
また攻撃手なら、射程 低、機動 高、 技術 高になる傾向があるといえる。
2. 平均と分散
対象範囲
1. の場合と同様。
結果
3. 相関係数
対象範囲は先ほどと同じ。ただし、狙撃手に関しては、雨取千佳の影響が大きくなってしまうので含む場合と含まない場合、両方を示す。
オールラウンダー
攻撃手
射手
銃手
狙撃手
【ワールドトリガー】”カバー”の仕組みの考察
はじめに
トリオンの弾丸に使われるカバーについての考察です。
正直これはただの証拠のない想像です。
なので、参考程度にご覧ください。
目的
カバーの性質を考える目的は
- 射程をどのように伸ばしているのか
- カバーの強度とカバーの干渉する対象
を知りたいからです。
わかっていること
ここから、カバーは射程を伸ばすためのもので、大気とは反応しにくいものだと分かります。
わからないこと
カバーの性質を考察する理由は、
射程をどのように伸ばしているのか、カバーの強度とカバーの干渉する対象を知りたいからなのでそれを知るために
- いつ消えるのか
- どういう時に壊れるのか
この2つを考えていきたいと思います。
結論
カバーは、消費されるトリオン量に応じて、ある一定距離移動すると消滅するもので、硬質化したブレードやスパイダーの爪よりは弱いもの。というのが結論です。
この結論に至った理由
まず、いつ消えるのかです。
最大射程以上飛ぶと弾体と大気が反応して消滅することから、最大射程まで弾丸が飛ぶとカバーが消えることがわかります。
そこから、いろいろと考えて結果が、下の図のようになります
次にどのくらいの強度かですが、
ブレードでアステロイドを打ち落とせることから、ブレードよりも弱いことがわかります。*3
ブレード>カバー
次にスパイダーの爪で傷をつけてることから、スパイダーの爪よりも弱いことがわかります。*4
爪>カバー
最後に弾丸でスパイダーを切っていることからスパイダーのワイヤーよりも強いことがわかります。*5
ワイヤー<カバー
〈ちなみに弾丸同士は打ち落とす描写がありますが、カバー同士が衝突しているのか、カバーと「威力」が反応しているのか、それとも「威力」同士が反応しいるのか外見上はわからないので、それだけでは判断できません。
ただ、アステロイド/バイパーでハウンド、メテオラを打ち落としたり起爆する描写*6*7*8はあるので、威力が作用することは間違いなさそうです。〉
狙撃銃トリガーの通常弾とアステロイドとの違いについて
アイビスでは壁抜き狙撃でコンクリートのようなものを貫通しています。なので、通常弾のカバーの強度はかなり高いと思われます。しかし、アステロイドでは貫通している描写があるのは、ガラスのみだと思われます。
他の場合は基本的に弾痕が残るのみで貫通していません。
したがって、狙撃銃トリガーの通常弾はコンクリートよりも固く射手/銃手の弾はそれよりも強度が低いと考えられます。質問コーナーの回答でも通常弾とアステロイドでは厳密には違うと言われているのでそういった部分の話ではないかと考えています。
結論
冒頭でも書いたように、結論としては「カバーは、消費されるトリオン量に応じて、ある一定距離移動すると消滅するもので、硬質化したブレードやスパイダーの爪よりは弱いもの」となります。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
【ワールドトリガー】トリガーの分類およびその効果の整理
トリガーの分類およびその効果の整理
厳密には効果の対象が非実体トリオン・実体トリオン・非トリオン物質で分けられるわけではなく、非実体トリオン・実体トリオンをさらに細かく分けて考える必要があると思われます。
その根拠として、
アレクトールとレッドバレトの干渉の問題があります。
図からはアレクトールの弾丸がレッドバレットの”弾丸”をキューブ化するように見えるが実際はしません。これはアレクトールがキューブ化する対象がレッドバレットの”弾丸”には含まれないからだと思います。
※レッドバレットの重しをキューブ化する描写はありますが、重しと弾丸は別物と考えています。
一方でアステロイドのような弾丸はキューブ化されています。鉛弾はアステロイドと違い、「威力」の代わりに「重くする効果」にトリオンが使われています。このことから、アレクトールのキューブ化機能は「威力」に作用していると分かります。
また、トリオン体をキューブ化する機能もありますが、トリオン体に「威力」の成分が含まれているのか、それともトリオン体そのものにも反応するのかは不明です。